2026年6月17日
犬と猫の腹腔鏡避妊手術は本当に体にやさしいのか:研究報告と市原・山口動物病院の取り組み
市原・山口動物病院では、腹腔鏡による避妊手術を2013年から地域に先駆けて選択肢の一つとして導入し、ご提案しています。
現在では、腹腔鏡手術を希望される飼い主さまが、姉崎だけでなく五井・袖ヶ浦・木更津など近隣エリアからも来院されています。
腹腔鏡手術の低侵襲性や術後の回復については以下のような研究報告があります。
- Fuertes-Recuero, et al. (2024):腹腔鏡は従来の開腹法より術後の痛みスコアが有意に低いことを証明。
- Čechovičienė, et al. (2026):ストレスホルモン(コルチゾール)の上昇を抑え、生体への負担を軽減することを報告。
- Costa, et al. (2025):炎症反応や代謝への影響が軽度であり、優れた回復性を確認。
- Naghavi, et al. (2025):術後の炎症や酸化ストレスを抑える低侵襲な手術として腹腔鏡を推奨。
- 朴 永泰 (2017):国内研究にて、卵巣靭帯への牽引を避ける腹腔鏡の低侵襲性を立証。
- Tapia-Araya, et al. (2015):傷口の小ささと安全性が確立された手法であることを評価。
- Devitt, et al. (2005):開腹法に比べ痛み止めが不要なケースが多く、日帰り管理に適すると指摘。
当院では上記の報告を参考にしながら、犬・猫の状態やご家族のご希望に応じて腹腔鏡手術をご提案しています。


