院長あいさつ
最善の獣医療とは何か。患者様に取っても違うと思いますし、我々獣医師に取ってもその考え方は人それぞれであると思います。わんちゃんや猫ちゃんの健康を維持するにはどうしたらいいのか、具合が悪くなった時にどこまで検査するか、どこまで治療するか。日々患者様と接していると、病院に求められているのは様々なニーズがあることがわかります。
治療についても全くリスクがなく、すべての動物が完治する。そんな夢のような薬や手術があったら皆様のご家族すべてに提示したいと思っています。しかし、現実はそんな治療法はありません。いかにリスクを減らし、より良い結果を得られることができるのか、日々知識や手技をアップデートしなくてはいけないと思っております。
そのためには国内外の学会や研修に参加し、多くのエキスパートから意見を聞くのが一番だと考えております。学会参加のため患者様には急な出張が入り、患者様にはご迷惑をかけてしまうこともあると思いますがご容赦ください。
当院を受診される飼い主様にとっての最善の獣医療を提供できるよう精進していきたいと考えております。
<学歴>
姉崎東中学校卒業
志学館高等部卒業
日本獣医生命科学大学卒業(研究室:獣医放射線学教室腫瘍・呼吸器班)
<経歴>
山形県天童動物病院勤務
宮城県アセンズ動物病院眼科研修医
YPC東京動物整形外科病院勤務
日本獣医生命科学大学研修生
市原山口動物病院勤務
<認定資格>
獣医腫瘍Ⅱ種認定医
ISVPS:国際小動物外科認定医
日本動物病院協会 総合臨床医
動臨研・獣医総合臨床認定医
ねこ医学会認定医
SARS所属(小動物呼吸器病研究グループ)
ロイヤルカナン フードアドバイザー
※ISVPS(International School of Veterinary Postgraduate Studies)とは現在世界19ヵ国で小動物臨床獣医師の卒後教育プログラムを主催する団体です。
2年間の講義と実習を修了後、論文審査および筆記試験に合格すると認定資格が与えられ、欧米と同様の高い水準を習得した獣医師であると認められます。
<所属学会>
日本獣医がん学会
獣医循環器学会会員
仙台獣医眼科会
動物臨床研究医学会
若手獣医師の呼吸器勉強会
千葉県獣医師会
<セミナー受講暦>
AOVET Principleコース
Western Veterinary Conference 獣医外科セミナー
Improve International 小動物外科手術コース