外科系猫
種名:
年齢:
症例:先天性心嚢横隔膜ヘルニアの猫

検査
先天性心嚢横隔膜ヘルニアは、生まれつき横隔膜の一部がうまく形成されず、本来お腹の中にある臓器が心臓を包む膜の中に入り込んでしまう病気です。稀な病気ではありますが、画像検査を進めることで状態を詳しく把握できることがあります。
今回の猫さんでは、レントゲン検査でははっきりとした異常が分かりにくい状態でしたが、CT検査を行ったことで、本来お腹の中にある肝臓が心臓の近くまで入り込んでいることが確認されました。
また血管走行も詳細に分かり手術のリスク評価にも使えました。レントゲンでは分かりにくい病気でも、当院でのCT検査によって体の中の状態をより詳しく確認できる場合があります。
治療
手術では、入り込んでいた内臓をお腹の中に戻し、横隔膜を整えて再び脱出しないように処置しました。
こうした症例では、手術後に体の負担や循環の変化が生じることがあるため、術後は集中管理ができる環境でしっかりと状態を見守りました。
コメント
この猫さんは術後に体調を崩すことなく、元気な状態で退院することができました。
市原・山口動物病院では、このような先天性疾患の外科対応にも取り組んでおります。市原市や木更津、袖ヶ浦などの近隣地域で猫の精密検査や外科治療について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
術前レントゲン
術前CT

