市原・山口動物病院 症例

泌尿器科犬
種名:ビションフリーゼ 
年齢:1歳  
症例:犬の異所性尿管による尿もれ

検査

子犬の頃から尿漏れが続き、一般的な内科治療に反応が認められなかった犬に対して、当院にて膀胱鏡検査、C T検査を実施し異所性尿管と診断しました。

その後当院にて外科手術を行い、術後は尿漏れが改善し、良好な経過を辿っています。

異所性尿管は、本来であれば膀胱内に開口するはずの尿管が、膀胱ではなく尿道など別の場所に開口してしまう先天的な病気です。

そのため膀胱に尿を十分に溜めることができず、若い犬でも尿漏れが続く原因になることがあります。

特に、子犬の頃から尿漏れがみられる場合には、体質だけでなく、このような先天的な異常が関係していることもあります。

治療

今回の症例では膀胱鏡検査とC T検査により尿管開口部や走行を確認し、異所性尿管の診断に至りました。

治療では、膀胱内に新しい尿管開口部を作成する外科手術を行い、尿が膀胱内へ流れるように整えました。

これにより、膀胱内で尿を溜められるようになり、尿もれの改善が期待できます。

一方でこの病気の犬は尿道括約筋の機能が弱い場合があり、症例によっては追加の治療や継続的な絵以下観察が必要になる場合もあります。

本症例では術後に尿もれは軽快し、満足のいく結果が得られました。

コメント

市原山口動物病院では、犬の尿もれや異所性尿管の検査、治療も対応しています。

市原市はもちろん、袖ケ浦市や木更津市など近隣地域からのご相談にも対応しています。

若い頃から尿漏れが続く場合は、先天的な病気が隠れていることもあるため、気になる症状がある場合には早めにご相談ください。

膀胱鏡:尿道内に開口する尿管

尿管が尿道に開口している画像

尿管が尿道に開口している